雑記

2019年発売で個人的に面白かったゲーム10選

こんにちは。なかやんです。

2019年もたくさんのゲームが世の中に出ましたね。

2019年のゲームオブザイヤーにノミネートされた作品は日本産のゲームが多く、国内外問わず良いゲームが発売された年となりました。

そういうわけで、2019年に発売されたゲームの中で個人的に面白かったものを10位までピックアップして、ランキング形式でまとめました。

第10位 ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜

基本情報

発売日:2019年9月26日

開発:ガスト

プラットホーム:PS4・Switch

ゲームジャンル:RPG

わかりやすいストーリー、シンプルだが奥の深い戦闘システム、ハマると引き込まれる調合システム、そしてかわいいキャラクター。

すべてがバランスよく、コンパクトにまとまっているRPGでした。

派手さはないですが、安定感のある仕上がりとなっています。

僕はアトリエシリーズ初プレイだったのですが、それでも普通に楽しめる、親しみやすいゲームです。

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第9位 Apex Legends

基本情報

発売日:2019年2月4日

開発:リスポーン

プラットホーム:PS4・Xbox・PC

ゲームジャンル:FPS

2019年はじめに突如彗星のように現れた基本無料のバトルロイヤルシューティングゲームです。

おそらく、僕が2019年プレイしたゲームの中で、もっともプレイ時間が長いゲームだと思います。

当時バトルロイヤルというジャンルはPUBGやフォートナイトが席巻しており、割と煮詰まっていた環境の中現れたゲームで、多くの実況者・配信者がプレイしていたという影響もあいまって、これまでFPSやバトルロイヤルをプレイしたことない層にも大ヒットしました。

「Apex Legends」が他のバトルロイヤルゲームと違う点は大きく以下です。

  • 基本的に3人1組のスリーマンセルのモードしかない
  • プレイヤーが操作するキャラクター(レジェンド)毎に固有のアビリティがある
  • ピンなどのコミュニケーションツールが豊富で、ボイスチャットなしで意思の疎通が可能
  • 一度死亡してもバナーを確保することでリスポーンが可能

特に下2つはPUBGやフォートナイトでも使われることとなり、バトルロイヤルを新たなステージに押し上げたゲームだと思っています。

そしてこのハイクオリティのゲームが無料でできるというのはすごいですね。

開発元のリスポーンと、発売元のEAは「Apex Legends」をブランドとして確立しようとしているようで、e-sportsとしての大会もすでに多く開かれ、日本にもプロチームが存在しているゲームです。

第8位 moon(Switch版)

基本情報

発売日:1997年10月16日(Switch版:2019年10月10日)

開発:ラブデリック

プラットホーム:PS・Switch

ゲームジャンル:RPG?

元々は1997年のゲームですが、2019年に待望の完全移植という形でSwitchで配信されたので、2019年のゲームというくくりにしています。

「moon」はアンチRPGとして、敵を倒さずにストーリーを進めることが前提となっているゲームで、その独特すぎるゲームシステムとクレイアニメのような動きをするヘンテコなキャラクターたち、そしてメッセージ性の強いストーリーで根強いファンが多いゲームでした。

「moon」の世界の住人と心を通わせたりすることで得ることのできる「ラブ」を集めることがこのゲームの目的になり、それを通じて世界の謎が明らかになっていく、といった筋書きなのですが、とにかく世界観の作り込みが細かいゲームです。

攻略を見ずにクリアするのであれば、「moon」の世界を歩き尽くすくらいのことをしないといけない(フラグがわかりにくい)のですが、一人ひとりのキャラクターにそれぞれのエピソードがあり、飽きさせない作りとなっています。

エンディングに関しては、RPGやゲームに対するメタ要素がかなり含まれており、これ自体は現代のゲームにおいては割と使われる手法なのですが、それを一番最初にやったのがこの「moon」であるとも言えます。

ただ単に奇を衒ったゲームではなく、開発陣の「ゲーム」そのものへのラブを感じさせる作品です。

第7位 CONTROL

基本情報

発売日:2019年8月27日

開発:レメディー

プラットホーム:PS4・Xbox

ゲームジャンル:アクション

海外では評価が高いのに、日本からの評価が低いゲームです。

その理由は、雑な翻訳によって世界観の補完ができず、ストーリーが追えないことにあると僕は思っています。

この「CONTROL」というゲームは、超能力を持った主人公が研究所で起こる超常現象を封じ込めていく、というのがあらすじなのですが、無駄に芝居掛かったセリフ回しや、字幕の流れるスピードが早すぎることで、単純にストーリーが頭に入って来づらいです。

ですが、「これネイティブレベルで英語が分かれば多分すごい面白いんだろうなぁ」というのがなんとなくわかるくらい、設定はとても面白く、またアクションに関しても超能力をうまく活用して敵を倒していく爽快さがあり、非常に完成度は高いです。

海外メディアのゲームオブザイヤーにも多数ノミネートされていますが、もう少し日本にローカライズされた作りになっていれば、また違った評価を受けたかもしれない、少し勿体無いゲームです。

第6位 ポケットモンスター ソード・シールド

基本情報

発売日:2019年11月15日

開発:ゲームフリーク

プラットホーム:Switch

ゲームジャンル:RPG

言わずと知れたモンスタータイトルの最新作です。初週の販売数は約136万本と、Switchのソフト歴代1位を更新しました。

僕はBW以来のポケモンで約10年ぶりに復帰したのですが、「あぁ、ポケモンってやっぱり面白いな」と再認識させられました。

最初の3匹を選ぶ瞬間や、ジムリーダー戦のワクワクは、日本人の共通意識としてもはやDNAに植えつけられているのではないかとさえ思います。

シリーズ初(ピカブイ除く)の据え置き機で、グラフィックや操作感は圧倒的に向上し、久しぶりにポケモンの世界に戻って来たトレーナーはその快適さに驚くことでしょう。

一方、ストーリー自体は特筆すべきものはなく、プラチナやBWなどと比較すると物足りないと感じる方もいそうです。

童心に返ることができるだけでなく、ランクバトルで本格的なバトルを楽しめるのもポケモンの醍醐味です。

BWぶりに厳選・育成を始めましたが、だいぶ厳選・育成がしやすくなっていることに驚きました。

ライト層からヘビィユーザーまで楽しめるポケモンは不朽の名作だと思います。

第5位 DEATH STRANDING

基本情報

発売日:2019年11月8日

開発:コジマプロダクション

プラットホーム:PS4

ゲームジャンル:アクション

2019年、もっとも注目されたゲームと言っても過言ではないでしょう。

新しいゲームシステム、オンラインでのゆるい繋がり、小島さん独特の世界観など、どれもハイクオリティですが、いかんせんゲームの根幹となる「配達」がダレやすく、誰にでもわかりやすい面白さではないということもあり、万人におすすめすることのできるゲームではない印象です。

ですが、ゲームを用いて「面白い」以外の感動を与えたという点と、ある種の新境地を開拓したという点では評価されるべきゲームだと思っています。

話題になるだけのクオリティは担保されているので、気になる方はプレイされてみてはいかがでしょうか。

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第4位 ペルソナ5 ザ・ロイヤル

基本情報

発売日:2019年10月31日

開発:アトラス

プラットホーム:PS4

ゲームジャンル:RPG

2016年に発売したペルソナ5のリメイクとなります。

リメイク作品を2019年のゲームとして入れるのは憚られたのですが、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル (P5R)」に関しては、新規シナリオが追加され、割と別ゲーに近くなっているので、この順位に入りました。

無印をやっていない方はもちろん、すでに無印をプレイ済みの方でも楽しめる良リメイクとなっており、国産RPGでは最高峰のストーリー、BGM、戦闘システムが圧倒的大ボリューム(普通にプレイしても100時間以上かかる)で提供されるとんでもないゲームです。

追加シナリオも個人的には納得しており、特に無印で不遇だったとあるキャラに関するシナリオは良リメイクだと思います。

RPGが苦手、という人も騙されたと思って一度プレイして欲しいゲームです。

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第3位 ファイアーエムブレム 風花雪月

基本情報

発売日:2019年7月26日

開発:インテリジェントシステムズ、コーエーテクモ

プラットホーム:Switch

ゲームジャンル:シミュレーションRPG

シミュレーションRPGの金字塔である、ファイアーエムブレム(FE)シリーズの最新作です。

完全新作は4年ぶり、据え置き機は12年ぶりと、ファン待望の新作で期待も高かったのですが、その期待に大いに応えてくれるゲームとなりました。

主人公は学校の教師となり、三つの学級の中から一つを選ぶことになります。

その学級の生徒たち(一応他学級の生徒とも可能)と親交を深め、戦いの経験を積んでいくのが第一部(学級編)、その後、選んだ学級の生徒たちと共に戦争を生き抜いていく第二部(戦争編)に分かれるという、大胆なシナリオ構成なのですが、このメリハリがとても面白いです。

学園内では良きライバルであった別学級の生徒たちと、第二部では殺しあうことになるという、血なまぐさいストーリーが「これぞFEだな」と言った感じで、新旧のファンを飽きさせません。

学級編では、プレイヤー自らが学級内を探索するというアドベンチャー要素も強めとなっており、それがうざったいという声もありますが、ここでの探索で深めた親交が戦争編での感情移入に繋がるので、個人的にはありだと思っています。

選んだ学級によりストーリーも変わるので、周回プレイの楽しさややりこみプレイも充実していると言えるでしょう。

据え置き機ならではの迫力やBGM、キャラの動きもあいまって非常に良い出来となっています。

欠点としては、少しストーリーのボリュームが足りないかな、と感じました。

一応キリはいいのですが、「あれ?ここで終わるん?」ってところで終わるので、続編を匂わせるストーリー展開でした。

第2位 SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE

基本情報

発売日:2019年3月22日

開発:フロム・ソフトウェア

プラットホーム:PS4、Xbox

ゲームジャンル:アクション

2019年のゲームオブザイヤー(GOTY)にも選ばれた、フロム・ソフトウェアから出されたアクションゲームです。

フロムの代名詞、ソウルライクを踏襲したアクションゲームで、死ぬことを繰り返すことで敵の動きを覚え、最適化したアクションを取り続け敵を倒すという、いわゆる難ゲーです。

「SEKIRO」のもっとも面白いところは、ボスを倒したことで得られる達成感です。

基本的にボスのどのような攻撃でも1、2撃で死んでしまうので、攻撃をうまく避けたり弾いたりしながら、確実にこちらの攻撃を通していかないといけません。

初見では「こんなもんどうやっても無理だろ」というボスも徐々に動きがわかるようになり、最終的に忍殺(倒す)できるようになった瞬間、どのゲームにも変えがたい達成感を得ることができます。

これはまさに「SEKIRO」でしか味わうことのできない体験だと思うので、そう言った唯一無二の点がGOTYでも評価されたのではないかと思います。

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第1位 十三機兵防衛圏

基本情報

発売日:2019年11月28日

開発:ヴァニラウェア

プラットホーム:PS4

ゲームジャンル:アドベンチャー

今年一番面白いゲームだと思っているのですが、知名度がそこまで上がっていないイメージです。

13人の主人公が織りなす、オムニバス形式の重厚なSFアドベンチャーで、途中に挟まれる戦闘パートとシナリオのバランスがよく、思わず時間を忘れて進めてしまうゲームです。

純粋にアドベンチャーゲームとしてみても、シミュレーションゲームとしてみても完成度が高く、崎元仁さんの音楽と平井由紀子さんの優しいタッチのキャラクタービジュアルがそれを彩ります。

ただ、少し残念な点は、機兵の描きこみが少し足りなく、ロボットゲームとしてみると物足りなさを感じるかもしれません。

ただ、2019年発売のゲームの中で、もっとも思い出に残ったゲームですし、敷居も高くないので、もっと多くの方にプレイされてもいいゲームだと思います。

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まとめ

2019年は国産の面白いゲームがたくさんリリースされ、ゲーマーとしては嬉しい年になりました。

2020年も注目のゲームが多数出るので楽しみですね。

また、2019年はメジャーどころのゲームばかりやっていたので、2020年はインディーゲームも多くやっていきたいと思っています。