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【PS4:Switch】「ライザのアトリエ」の感想・レビュー。シリーズ未経験でもめちゃくちゃ楽しめる!【RPG】

こんにちは。なかやんです。

今回、「ライザのアトリエ」のPS4版をクリアしたので、感想・レビューを書いて行きます。

総プレイ時間は約30時間です。

先に断りを入れておくと、僕はアトリエシリーズは初プレイです。

アトリエシリーズの他作品との比較はできませんが、先入観なしにプレイできました。

この記事では基本的に「ネタバレ」はありません。

「ライザのアトリエ」ってどんなゲーム?

「ライザのアトリエ」は、自称「なんてことない女の子」のライザが見習い錬金術師となって仲間たちと世界を冒険する王道のRPGです。

ちなみにこれが主人公のライザ。プレイヤーはこのライザを操作し、冒険することになります。

可愛すぎなんだが?

走るとまぁーいろんなところが揺れるし、こんな子が「なんてことない」わけがない、とプレイヤーはいきなり困惑させられます。

ライザの住んでいる村は農業が盛んで、ライザも農家の一人娘です。

そんなライザの村に農作物の流通経路を開拓しようと、商人の一行が訪れます。

その商人の娘、クラウディアとライザは仲良くなり、紆余曲折を経て一緒に冒険することになります。

そのシーンがこちら。

お互いの可憐さがとどまるところを知らない。(左がクラウディア)

そして、ライザの村周辺にある遺跡の調査を目的として村に訪れた錬金術師のアンペルと護衛のリラ。

普段何を食ったらこんなことになるのか教えて欲しい(ちなみになぜかライザの方がよく揺れる)

これにライザの幼なじみのレントとタオを加えて、物語は進行します。

このようにひたすらかわいいキャラクターを「愛でる」ことができることが「ライザのアトリエ」をプレイすることの最大のメリットです。

ちなみにレント・タオ・アンペルは男性で、これはこれで魅力的なキャラクターなのですが、僕はかわいいキャラクターを愛でたいのでほとんど使いませんでした。

余談ですが、「ライザのアトリエ」でかわいいのはパーティーメンバーだけではありません。

ストーリーに直接関わってこないモブキャラもかわいいのです。

サブイベントに登場するロミィさん。はいかわいい。

「ライザのアトリエ」の醍醐味、錬金システム

アトリエシリーズの醍醐味とも言える「錬金」ですが、当然「ライザのアトリエ」でも錬金を駆使してストーリーを進めて行きます。

僕はアトリエシリーズ初プレイなので、理解できるか不安でしたが、チュートリアルを見てもぶっちゃけよくわかりませんでした。

これ見ていきなり全てを理解するのは不可能。

ですが、これはやってるうちになれました。とりあえず品質の高い素材をぶち込んで行けばいいアイテムを作れるので、割と考えなくてもなんとかなります。

装備品、特に武器は錬金でのみ精製できるので、最低限この錬金システムを理解できないとゲームをプレイするのは難しいです。

錬金に成功した時のライザ。

このロングブーツが太ももに食い込んでいる感じが、制作会社であるガストのこだわりを感じさせます。

錬金術で精製したアイテムを使うことで、新たに行けるようになるフィールドがあったり、新しく作れるアイテムが追加されたりするので、思わずハマってしまうのがこの錬金システムです。

「ライザのアトリエ」のバトルシステム

「ライザのアトリエ」はリアルタイムで敵も味方も行動するバトルシステムで、自分の行動順が回ってくることで行動を選択することができます。

とりあえず殴ってるだけで序盤は勝てますが、中盤以降はアイテムやスキルをうまく使わないと、一回あたりの戦闘が長くなっていきます。

ただし、前述した通り、強力なアイテムを錬成することで、敵の弱点をついた範囲攻撃なども可能になるので、サクサク攻略するなら錬金が非常に大切になります。

「ライザのアトリエ」が僕たちに教えてくれること

このように「ライザのアトリエ」は錬金こそ最初は複雑ですが、ストーリー、バトルシステム等、いい意味で全てがコンパクトにわかりやすくまとまっています。

大作RPGをプレイするときは、ストーリーの重厚さや凝ったバトルシステムなどが重視されがちですが、「ライザのアトリエ」は難しいことを考えずにライトにプレイできるというのが大きなメリットです。

例えば、会社から帰宅し、ちょっとゲームしようとかな、と思ったときに、ガッツリ系のストーリーのRPGだと疲れてしまいますが、ライザの世界では人の邪念や劣情などが排除されており、天真爛漫で前向きなライザや純粋なキャラクターたちに癒されます。

また、背景画面と音楽の爽やかさも「癒し」に一役買っており、フルート・トランペット・ピアノなどの演奏が世界観を補完しています。

僕はこのゲームは現代社会に疲れている社会人にこそプレイしていただきたいと思います。

仕事から帰ってきて、ご飯を食べてお風呂に入り、寝るまでの1〜2時間をライザの世界に費やしていただきたいのです。

「ライザのアトリエ」では、困っている人を錬金術で助けてあげるサブイベントが多数あります。

そのような人たちを助けてあげた時にもらう感謝の言葉とライザの笑顔、これを見るだけでこのゲームをプレイする価値があります。

現代社会では仕事は「やって当たり前」、やったところで真に感謝してくれる人がどれだけいるでしょうか?

ライザの世界では多くの社会人が忘れていた、純粋でひたむきな気持ちを思い出させてくれます。

晩酌のように1日数時間チビチビとプレイしながら、かわいい女の子たちを愛でて癒されて欲しいと願います。